若き頃に触れた音楽(大学生時代 その8)
そしてこの時期、私の永遠の師匠となるベーシストで且つコンポーザーの、「マーカスミラー」が登場するのであります。マーカスミラーは、デイブグルーシン(GRPレコード)に見出され、ファンキーなスラップ奏法、JAZZのウォーキングベース、クラシックのアンサンブル、その他、ロックや民族音楽などすべてを操れるスーパーミュージシャンなのであります。もともとスラップ奏法は、「ラリーグラハム」が生み出した奏法と言われ、「POW」という曲を毎日・朝から晩まで練習してました。もう一人、ブラザーズジョンソンのベーシスト「ルイスジョンソン」と合わせて、私の三大スラップベーシストとしての恩師となっております。 マーカスのベースギターは、1977年式フェンダージャズベースでピックアップを「ロジャーサドウスキー」が改造し、ミドルを抑えたトーン(ドンシャリサウンド:別のコーナーで紹介)が、ニューヨークサウンドとも言われている。マーカスはその後、「マイルスデイビス」のアルバム「TuTu」をプロデュースし、ベーシスト&コンポーザーとしての地位を不動にしていった。



